元年堂がJALや現地大学と関係人口創出に向け連携/日本の文化体験を店舗にて展開
2024.12.25
本日、株式会社シードならびに、CULTURE LINK MALAYSIA SDN.BHD.は、共同リリースを行いました。
リリース内容は以下の通りです。
タイトル
【マレーシアで年越しそば】元年堂がJALや現地大学と関係人口創出に向け連携/日本の文化体験を店舗にて展開
2025年1月からの企画展は、京都の伝統的な織物技術「西陣織り」のアートを展示
年越しそば体験イベント
「年越しそばでつながる夜。日本文化の旅。」
主催:元年堂 協力:JAL 企画:JCS
本文
株式会社シードならびに、CULTURE LINK MALAYSIA SDN.BHD.は「日本航空株式会社クアラルンプール支店(支店長:安光晋作、以下「JAL」)協力の元、地域の魅力・価値を最大化することで、新たな関係人口や人口交流を生み出すことを目的に日本の大晦日の風物詩とされる年越しそばイベントを元年堂 クアラルンプール店で開催いたします。
企画は、日本文化を通じて様々な国籍と多様な人種が繋がることを目的として活動している、マレーシアのテイラーズ大学(Taylor’s University)の活動団体Japanse Cultural Society(代表:柴田さえ、以下、「JCS」)が担います。イベントは二部構成。一部は、『学び』で元年堂とJALによる、関係人口創出の取り組みの紹介や、年越しそばの歴史、そば自体の成分・効能について学んでいただきます。二部は『体験』で、実際にそば粉からそば作りをしていただき、盛り付けから食べるまで、日本文化を体験いただく構成となっております。
JAL クアラルンプール支店長 安光晋作さま コメント
このたび、元年堂クアラルンプール店で開催される年越しそば体験イベントに協力できることを大変嬉しく思います。JALでは「移動を通じた関係・つながり」を地域社会と共創することで、多くの人や物が自由に行き交うサステナブルな社会・未来の実現を目指しています。今般、「年越しそば」という日本独自の文化体験を通じて、日本文化への理解促進を図ることで、日本とマレーシアとの間の新たな関係人口創出に貢献できればと考えております。
<元年堂×JAL イベント概要>
日時:2024年12月29日(日)19時~21時(マレーシア時間)
場所:元年堂 クアラルンプール店
定員:40名/無料(先着順)※事前申込が必要です。お申込はこちら
主催:元年堂 協力:JAL 企画:JCS
場所:元年堂 マレーシア クアラルンプール Publika Shopping Gallery
(D1-G3-02, No 1, Jln Dutamas 1, Solaris Dutamas, 50480 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur, マレーシア)
19:00-19:45『学び』
オープニングセレモニー/参加者紹介/関係人口創出の取り組みについて(JAL)/そばについて(元年堂)
20:00-21:00『体験』
年越しそばシェフ紹介/そば作り/参加者で年越しそば/感想をシェア/クロージングセレモニー
JCSは【日本文化のイメージを正しく、楽しく体験できる場を提供し、新たな発見や再認識を通じて、人種や国籍を超えた交流を広げてもらいたい】を目的に、テイラーズ大学を拠点に活動している団体。
日本語教育、飲食店NOBUのオーナーの講演会、大規模な留学生運動会などの企画を実施している。
Instagramはこちら
年越しそばに込められた想い
――日本料理歴10年以上の経験を持つ元年堂シェフの視点
元年堂が開催する年末の「年越しそばイベント」では、そばだけでなく、そこに添えられるトッピングにも深い意味が込められています。日本料理に10年以上携わってきた元年堂のシェフが「元年堂オリジナル年越しそば」の魅力をご紹介します。
『年越しそばに使われるトッピングは、金運や商売繁盛、長寿といったポジティブな願いを象徴しています。例えば、紅白のかまぼこは、邪気を払う赤と、純潔を表す白という、祝いの場にふさわしい色が特徴です。その丸い形は日の出を思わせ、新しい年の幕開けを祝う意味も込められています。エビは長寿を、わかめは自然や日本の食文化の豊かさを象徴しています。そして、天かすには料理の新鮮さや繊細さ、バランスを重視する日本の料理技術が表現されています。』
さらに、元年堂シェフは年越しそばが持つ「人と人をつなぐ力」にも注目しています。
『年越しそばは、個人で楽しむだけでなく、家族や友人、地域全体を結びつける特別な存在です。この一杯には、過去1年の困難を断ち切り、新しい年に希望を抱くという想いが込められています。地域での集まりやイベントで提供されることも多く、それは個人の内省を超えた、コミュニティ全体の希望と感謝を共有する時間となります。』
「食」は単なる栄養源ではなく、文化や絆をつなぐ大切な役割を果たします。元年堂では、日本の伝統文化をより多くの方に感じていただけるよう、このようなイベントを通じて皆さまとのつながりを大切にしてまいります。
年越しそばに込められた想いを、ぜひご体感ください。
※元年堂オリジナル「年越しそば」のご提供は、2024年12月30日(月)~31日(火) の2日間 限定100食 販売予定(価格:30RM)
企画展 第三弾「KIMONO-NISHIJIN」~Authentic Gold Obi Art~「SAKAE ART」
日本文化の「体験」と「感性」を届ける『元年堂』が新たな試み
2025年1月14日(火)から2月25日(火)まで、マレーシア初十割そばの『元年堂』クアラルンプール店では、企画展第三弾として『KIMONO-NISHIJIN~Authentic Gold Obi Art~「SAKAE ART」』を開催いたします。本展は、京都の伝統工芸「西陣織」の着物帯をベースとしたアート作品を展示する、店舗全体を使った特別な空間企画です。
「帯」が「アート」へと生まれ変わる―― 「SAKAE ART」プロデュース:栄 陽子氏
『豊かな伝統と現代的な感覚が混ざり合った、このユニークでエレガントな日本の芸術をご紹介できることを大変誇りに思います。
1900年代には京都に2,300もの帯地工場がありましたが、今では230ほどになってしまいました。今、帯を手に入れるのは難しくなっています。特に、本物の金と正絹で作られた帯はなおさらです。
そこで私は、失われつつある精緻な伝統技術に満ちたこの偉大な日本の芸術を、「本物の金帯アート」と呼ぶ別の芸術の形で世界に紹介することで、保存することにしました。
この素晴らしい芸術が世界中の人々に親しまれ、伝統が後世に受け継がれていくことを心から願っています。』
西陣織は、京都・西陣地区を発祥とする歴史ある織物であり、約1200年以上の伝統を持つ日本文化の象徴のひとつです。本展では、この西陣織の帯を用いたアート作品が空間全体にしつらえられ、元年堂にお越しのお客様に、まるで日本の伝統空間へと旅するような体験を提供します。
西陣織に込められた技と美しさを「現代アート」として再解釈し、空間に新たな命を吹き込むことをテーマとしました。西陣織が放つ「繊細な輝き」と「重厚な歴史」を感じることができます。
第三弾「KIMONO-NISHIJIN」では、食事を楽しみながら、西陣織が織りなす空間の美しさを五感で体感していただけます。日本の伝統と現代が融合したこの空間で、十割そばの味わいとともに、心豊かな時間をお過ごしください。
<概要>
企画展名:「KIMONO-NISHIJIN」~Authentic Gold Obi Art~
開催期間:2025年1月14日(火)~2025年2月25日(火)予定
場所:元年堂 クアラルンプール店
出展:FITOKIO(TAC & IDCJ Wellness Sdn Bhd.)produced by 栄 陽子氏
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします:
株式会社シード(https://www.seedinc.co.jp/)
広報室 岡村
メール:kouhou@seedinc.co.jp
電話:055-988-0777(代表)